家の基本性能であり一番大切な、断熱・気密・換気・耐久性すべてにおいて高性能を発揮する独自のFPウレタン断熱パネルにより、隙間なく頑丈につくられた高性能で快適な「箱」を実現する「FPの家」。外皮は高断熱・高気密が約束されているので、家の中は縦横自在な空間を利用した「自由な設計」と「高いデザイン性」が可能となります。
「FPの家」なら本当の断熱ができます。
我慢せず少しのエネルギーで、家全体を温度差なく
快適に保てることが本当の省エネです。
冬の外の寒さ、夏の外の暑さ
快適な室温に寄せ付けません。
家の隙間が少ないので、
隙間風を入れません。
暖めた熱、冷やした冷気を
逃がすことなく、室内に快適な
温度を溜め込みます。
床や壁、天井に溜め込んだ熱が
じんわりと部屋を暖めて
快適に保温します。
断熱材の性能はそれぞれの素材の熱伝導率によって表されますが、実際に使用する場合にはその厚さも問題になります。
使われる断熱材の厚さを熱伝導率で割った数値を「断熱力(熱抵抗)」といい、実際の効果を比較する際に用いられます。標準で105mmのウレタン断熱パネルを使用する「FPの家」の断熱力は4.37。他の工法と比べても高い数値を示していることがわかります。
住宅内部の熱は窓や屋根など家全体から逃げていきます。
各部位から逃げる熱損失量を合計し、外気に接している部位の面積で割ったのが「外皮平均熱貫流率(UA値)」です。UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高くなります。「FPの家」では全棟でUA値計算を行い、その平均値は0.39W/m²K。断熱性の高い設計を徹底し、高性能を実証しています。
住宅の機密性とは、バケツから水が漏れるのと同様に、家からどれだけ空気が漏れるかを表す性能のことです。つまり、住宅にあいた隙間がどれくらいあるかを数値で表したものが機密性で、これは「相当隙間面積(C値)」を実測することで比較できます。機密性に配慮していない一般の住宅では1m²当たりの隙間が9~10cm²程度といわれ、実測平均で0.4cm²の「FPの家」はそのおよそ20分の1。機密性の高さを実証しています。
人間が快適な生活を過ごすうえでの必要換気量は一人あたり20m²/h、換気回数で0.5回/hといわれています。法律でも毎時0.5回以上の換気を行うことが義務づけられていますが、ほとんどは家全体で換気回数を考えるにすぎません。しかし、「FPの家」ではリビングや居室、風呂、トイレなど、家族の人数や生活状態に応じて空間ごとに必要換気量を計算。ここまで緻密に計算された計画換気だからこそ、真の快適さが得られるのです。
硬質ウレタンは直射日光にさらされることで多少劣化速度が速まるとされていますが、床、壁、天井などの躯体の中に組み込まれているFPウレタン断熱パネルは、長期間にわたって維持されることが実証されています。
断熱性・気密性の高い硬質ウレタンと木枠パネルを一体成形したFPウレタン断熱パネルを建物の躯体に組み込むことにより、壁構造そのものになっています。そのため、一般の工法より強い剛性を備えた建物ができあがります。
力学的強度を比較してみると、一般の軸組工法の強度を表す壁倍率は2.0であるのに対し、FP軸組工法の壁倍率は3.4。すなわち1.7倍もの壁組強度(応力=物体内部の抵抗力)を誇っています。 ※当社実験により実証